これまでに4社の営業職を経験してきました。直近の会社が「建築業界」で、「杭打ち」工事の営業職として働いていました。
仕事自体にやりがいがありましたが、東京勤務の異動の内示があって、受け入れるか、好きなこの地元札幌に残れる仕事は無いかを、色々考えましたね。

前職の退社を迷っていたときに、朝倉（当社代表）に相談をしました。その際「札幌営業所で人を募集しているからどうか」と声をかけてもらったことがきっかけで入社に至りました。

代表の朝倉とは以前より加入していた「北海道建築士会」で知り合いました。当時から新しい商品や技術を講習会等で広める活動を行っており、その積極的な姿勢や人柄に好感を持っていました。
慣例に捕らわれない会社方針が建設業界においては珍しく、そういった環境で改めて自分を試してみたいと思ったのです。

仕事内容はお客様（施主、設計事務所、建設会社）から、今後の工事情報等を聞き、工法の提案や見積をお出しする業務がメインです。
工事受注後は、建設会社と工程等の打ち合わせをします。現場が始まれば状況確認をしたり、調整を行うこともあります。

今となっては現場業務を理解する為に必要なことだとわかりますが、入社当初は「営業職で入社したはずなのに、とにかく現場に行く機会が多いな」と思っていました。
現場に提出する書類や事前打ち合せ、施工状況の確認等で、出向いていました。

事前に指導を受けるというより、現場で覚えていくというスタイルでしたので、日々緊張の連続だったのを覚えていますね。

お客様からのご依頼に責任を持ち、一つひとつ地道に向き合っています。そうして目の前の仕事を一つ終えた後に、新しく別の物件のご相談をいただけると「認めてくださったのかな」と喜びを感じます。

この業界で女性営業職は珍しいのですが、自分ではそれほど意識していません。何事もソフトにこなせる性格だと思いますので、男の世界でも物おじせずに現場に飛び込んでいますね。
もっともっと仕事の質を高めたい、と考えています。

道央圏において弊社は新参者で、まだまだ認知されていない会社です。
先ずは道央圏でのシェアを広げることが目下の目標です。